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あんずちゃん(猫)の家出捜索の記録です。前回からの続き
そもそもこんな悪天候の中いったいどこから出たのか。ドアも窓も開けてないはず。ただ気になっているのはこちらの写真。あんずがいなくなった日の夕方、庭にジョウビタキが来ていたので、15センチほど窓をそうっと開けて写真を撮ったのです。おそらく5分もない短い時間。しかも私はその場を離れることなく、あんずが近くにいないか確認したのも記憶しています。が。レンズ覗いている時はあんずの気配に気づけたかどうか?
家族が玄関から出た時に一緒に出たのかもしれません。いずれにしても寒い冬ということでそんな日に出たがった事は今までになくて、窓開けて寒いとぶるぶるっと逃げて室内の暖かい場所へ避難しまうのが常でした。どうして出て行ったのかどんな心境の変化があったんでしょう?
家族みんなで。知恵を絞る
雪がどんどん降り始め気が動転していく中。あんずを思う家族のコメントでどうにか支えられていました。途中からミゾレになってそれがまたあまりにも冷たい。探しても探しても猫どころか犬も人も誰も居ないまま暗くなってきて正直もうダメなんじゃないかと弱音はいてました。以前あんずが風邪ひいて熱出した時の事を思い出してました。
伏せ字多いですが。。。参考になれば幸いです。
別世帯の家族も後悔したくないから!と協力してくれたので支えられました。息子は近くの工場、事務所に電話をかけてくれました。どこで調べたのか猫探偵(猫捜索のプロ)を頼もう!という話になっていきます。見積金額およそ14万円 寒さの限界を感じたので究極の選択です。
息子は遠方から会社帰りに飛んできてそのまま夜遅くまで雨の中を一緒に捜索しました。私の声は枯れ。息子は足元ドロドロ。それでも町内中の車を一台一台下を這って懐中電灯で照らしていくのですが何も出てきてくれません。
里親探しサイトからやってきたあんずちゃん。15年前はこんなでした。
大事にする約束で引き取ったのにこんな事で死なせちゃいけない。
夜も更けて、私も息子もクタクタびしょびしょ。手も冷たくなって感覚なくなってました。残念ながら今日は帰るしかない。万一外から戻って家に入れないと困るから発泡スチロールの箱と毛布と段ボールで簡易ハウスを玄関前に作って置くことに。夜寝れるはずもなく娘も私もあんずの声が聞こえるような気がして寝れない夜となりました。明日は猫探偵が来る日。もうプロに頼むしかない。どこかへもらわれてもいいから生きててほしいと願いながら布団に入りました。
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